はにかむブログ

歯医者がみんなの疑問にふんわり答えたり、写真撮ったり、雑記したりのブログ

歯のホワイトニングってどうするの?

歯の白さは、顔の第一印象に大きく影響します。

歯が汚かったり、着色していたりすると不健康や清潔感がないと勘違いされてしまうことも....

まずは毎日のブラッシングがもちろん最重要なのですが、限界もあります。着色にも様々な問題があります。

今日は、ホワイトニングの種類と方法、ある程度の金額設定についてもお話していきます。

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ホワイトニングには、主に4種類の方法がある

  1. ホームホワイトニング
  2. オフィスホワイトニング
  3. ウォーキングブリーチ
  4. セルフホワイトニング

ポイントは、②③は、歯科医師や歯科衛生士などの有資格者が行うことが多く、比較的料金も高めです。それに対し、➀④は、自分自身で好きなタイミングで行うことができ、料金も少し安くなることが多いです。

 

では、一つずつ見ていきましょう!

 

ホームホワイトニング

方法

これは、まず歯科医院で歯型をとってもらい、自分専用のマウスピースを作ってもらいます。さらに歯科医院で処方された薬剤をマウスピースに流し込んで、歯に装着します。1日に1時間前後、家で装着するだけです。歯ブラシした後の寝る前に行う人が多いです。つまり、普段の生活の中で、好きなタイミングでできるという点がポイントです。

 

料金

マウスピースの作製に約20,000~30,000円、薬剤の処方に1週間分で約5,000~10,000円ほどが目安です。効果を実感するまで何度か来院してもらい、口の中の写真を撮って比較したりします。トータル、約25,000円~約50,000円くらいでしょうか。もちろん保険診療ではなく、自費診療(自由診療)のため、歯科医院によって値段設定は様々です。都市部ほど、設定額は高めになりがちですね。

 

要注意!

近年、ネット通販などで、マウスピース作製から薬剤塗布まですべて患者自身で完結できるものがあります。何といっても歯科医院を通さないため、価格は非常に安いです。しかし、マウスピースの精度も悪く、薬剤が漏れたり、効果も出にくかったりと問題が多いのも事実です。なにより、誰もその処置に責任を持てません。アクシデントに対応できません。これは、止めておきましょう!

 

オフィスホワイトニング

方法

こちらは、ホワイトニング処置をすべて歯科医師・歯科衛生士によって施術してもらう方法です。使用薬剤も上記と異なります。「過酸化水素水(H2O2)」「過酸化尿素(CH6N2O3)」等の成分を混和し、歯に塗布します。さらに紫外線などを照射し、活性化させます。したがって、即効性があり漂白効果の実感も早いです。1回の処置で、1時間前後、2~3回行うことが多いです。

 

料金

こちらも保険外診療のため、医院によって値段は様々です。約2万~8万くらいでしょうか。ホワイトニングだけでなく、歯面清掃や歯面研磨までしてもらえるセットプランの場合もあるため、まずは医院で相談しましょう。

 

副作用!

ホームクリーニング、オフィスクリーニングの双方にいえることですが、施術後、知覚過敏が生じることがあります。漂白を行うと同時に歯質内部の脱水作用が原因といわれています。もともと知覚過敏傾向の方は、特に注意が必要です。副作用もふくめて歯科医師・歯科衛生士さんとじっくり相談してください。

 

ウォーキングブリーチ

方法

①②は、すべての歯(あるいは前歯部のみ)を白くするのが目的ですが、ウォーキングブリーチは1本単位で行います。しかも歯の頭から穴をあけて、内部から漂白するので強力です。ただし、失活歯が対象です。つまり、歯の神経が死んでいる、またはすでに治療済みの歯が対象になります。

歯の神経をとる「抜髄(バツズイ)」という処置は、虫歯が大きかった歯に行う普段よく行う処置です。抜髄後、しばらくして歯に着色が現れることはよくあります。そのとき、再度、歯に穴をあけて、中から漂白(ブリーチ)を行います。主に、「過酸化水素(H2O2)」「過ホウ酸ナトリウム(BNaO3)」

を混合した薬剤を用います。

週に1度ほど薬剤交換を行いながら、1ヶ月ほど続くると歯の中から漂白されます。

 

料金

医院にもよりますが、1回10,000~30,000円ほどでしょうか。

これを行っている医院は多くないですが、歯を極力削らず、白くしたいという歯科医師の愛も感じられます。笑

ふつうは、歯の周りを大きく削ってセラミックのかぶせ物を入れてしまう方が、早くて簡単で利益も上げやすいからです。どちらがいいかは、担当医とよく相談しましょう。

 

セルフホワイトニング

方法

こちらも最近話題のホワイトニングです。価格も非常に割安なため、まずはこれくらいで~という方に人気です。そもそも医療機関ではありません。対応するスタッフは資格のない方がほとんどで、主にブラッシングの方法、ホワイトニング用歯磨き粉やうがい薬の販売、専用歯ブラシやフロスの販売などです。歯科医院で行う漂白(ブリーチ)で使用するような薬剤も処方できないため、実際どれくらいの効果が出るか、実感できるかは疑問です。ただし、ホワイトニングをはじめてみようかな~という導入にはちょうど良く、女性を中心に話題なのだと思います。店やスタッフの雰囲気も、きれいでしょうしね 笑

料金

1回2000円~8000円ほどと非常に安いのが人気のポイントです。

注意!

歯科医院で行うホワイトニングと同じと勘違いさせるような広告などもあります。気をつけましょう!

また、歯科医師・歯科衛生士の有資格者以外が口の中を直接触って施術することは違法です!そういった店舗も定期的に出てきては、捕まっています。気をつけましょう!なるべくまずは歯科医院で相談することをお勧めします。

 

最後に

ホワイトニングの種類や方法、金額は多岐にわたります。

医院のHPやネット情報に振り回されず、できればまずは近くの歯科医院(ホワイトニングを広告している医院)でまずは相談しましょう。

最適な方法を、見つけて素敵な笑顔を手に入れましょう!

 

ではまた!